Excelマクロ外注の費用相場

最終更新日:

Excelやアクセスのマクロを外注しようと思ったとき、まず気になるのは「いくらかかるのか」ではないでしょうか。このページでは、マクロの修正・作成・保守にかかる費用の目安と、金額が変わる理由をまとめました。マクロの引き受け保守を行っている立場から、見積りの前に知っておいてほしいことも正直にお伝えします。

結論:費用の目安

ご依頼の内容 費用の目安 期間の目安
小さな修正(エラーの解消、列の追加など1か所) 1万〜3万円 数日
既存マクロの改修(機能追加、複数か所の修正) 3万〜15万円 1〜2週間
簡単なマクロの新規作成(転記・集計の自動化) 3万〜20万円 1〜2週間
中規模の業務改善(複数のファイルやシステムをまたぐ処理、入力画面つき) 20万〜50万円 1〜2か月
基幹システムとの連携、大量データの処理など 50万円〜 2か月〜

※公開されている各社・クラウドソーシングの料金をもとにした、おおよその目安です。実際の金額は、マクロの中身や業務の内容によって変わります。

依頼先ごとの違い

依頼先 費用 向いているケース 気をつけたいこと
クラウドソーシング(ココナラ・ランサーズなど) 安い(1万円前後から) 内容がはっきりした小さな修正・作成 納品後に連絡がつかなくなることがある。保守まで頼めるかは相手次第
フリーランスに直接依頼 中くらい 継続的に相談したい場合 その人が引退・廃業すると、引き継ぎ先がなくなる
システム開発会社 高い(数十万円から) 規模が大きい、社内のシステムと連携する 小さな修正は受けてもらえないことが多い

金額が変わる5つの理由

  • 1. 作った人が分かるか:前の担当者が作り、説明書がないマクロは、中身を読み解く時間がかかります。
  • 2. パスワードがかかっているか:解除できない場合は、そもそも修正できないことがあります。
  • 3. ほかのファイルやシステムとつながっているか:会計ソフトや基幹システムから出したデータを使うマクロは、影響範囲の確認が必要です。
  • 4. 何をしたいかが決まっているか:「直したいこと」がはっきりしているほど、見積りは正確で安くなります。
  • 5. 急ぎかどうか:止まっていて業務が回らない場合は、まず応急処置(回避策)を優先し、本格的な修正は後に分けると費用を抑えられます。

見積りの前に準備しておくと安く・早くなるもの

対象のファイル(個人情報や顧客情報はダミーに置き換えたもの)
エラーが出る場合は、その画面のスクリーンショット
「いつから」「何をしたら」動かなくなったか
直したいこと・追加したいことの箇条書き
使っているExcel・Accessのバージョン

見落としがちな費用:「作ったあと」

外注の費用は、作ったときの金額だけで比べがちです。ですが、マクロは業務やExcelのバージョンが変わるたびに、直す必要が出てきます。

  • 作った人に連絡がつかなくなると、次に直すときは別の人が中身を一から読み解くことになり、その分の費用がかかります。
  • 業務の途中で止まると、修正費用より大きな損失(残業、締め切りの遅れ)が出ることがあります。

頼むときは、納品時に中身の説明(何をしているか・何とつながっているか)をもらえるか、困ったときに相談できる先があるかも確認しておくと安心です。

青木商事(マクロ後見人)の料金

マクロ後見人は、作った人がいなくなったマクロの中身を調べて台帳にまとめ、その後の保守までお引き受けするサービスです。小さな修正や、新しく作るご依頼も承ります。

内容 料金(税込)
ご相談・お見積り 無料
小さな修正 11,000〜22,000円が目安
新しく作る・大きく直す 無料でお見積り
マクロの棚卸し(中身を調べて台帳化) 33,000円(3本まで)、4本目以降1本11,000円
月額 見守りプラン 11,000円
月額 保守プラン 22,000円
  • 月額プランに最低契約期間はありません
  • ファイルをお預かりし、オンラインで対応します(大阪市内は訪問も可)

よくあるご質問

はい。小さな修正は11,000〜22,000円(税込)が目安です。まず症状をお聞きし、金額をお伝えしてから着手します。
大丈夫です。中身を見られる状態(パスワードを解除できる状態)であれば、作った人が分からないマクロでもお引き受けします。
直せます。AIが書いたコードは、動いていても思わぬところで止まることがあるため、中身を確認したうえで修正します。
はい、ご相談とお見積りは無料です。ご依頼いただくかどうかは、金額をご確認いただいてからお決めください。
対応しています。Excel・Access(VBA)とGoogleスプレッドシート(GAS)のマクロが対象です。

この記事を書いた人:青木将士(株式会社青木商事 代表取締役)

システム開発会社で大手飲料メーカーの基幹システムの保守を12年担当。ITコーディネーター、応用情報技術者。現在は中小企業・士業事務所のIT顧問と、属人化したマクロの引き受け保守「マクロ後見人」を提供しています。